さて

今日は恒例のWSでした。
ワンダースワンではありませんよ。

絵でも思いましたが、私は物事を為すにあたって、正解にたどり着くまで紆余曲折するタイプのようです。
ちょっといい感じになると、調子に乗ってやりすぎて変な方向に行って、長いたびの末にいいところに帰する（帰ってこれないときも多々）。

昔絵を描いていたとき、いろいろ悩んだ結果ごてごてしすぎて、全体がぼやけてしまう作品を多く作った。
自分はむいてないんだなーと思ったものです。

あれから１０年以上たって、絵じゃないことをたくさん経験してきた結果、もしかしたら絵の表現にもつながる感覚をつちかってこられたのかもしれない。


芝居をやっていて思うのが、年を経てから芝居をはじめた人の芝居の機微について。
ずるいなーとおもうけどそれだけの経験をそのひとがしたってことで。
私も、いままでやってきた経験が、絵にいかされてるのかなーと思う。

高校生のとき、文芸部のショートショートの題材に「油絵」をえらんだ。
現実の私は絵をあきらめてしまったけど、せめて文章で「油絵」をかく快感や心象を表したかった。
当時の担任の先生がそれを読んでくれて、わざわざ感想をいいにきてくれたのをなぜか今も覚えている。

なんかエッセイみたいな文になってきたぞ（笑）


今日WSをやっていきて、やっと最初の「ちょっといい感じ」になってきた気がした。
技術としてはぜんぜんだけど、きかせるということがなんとなくわかってきた。
これから先絶対迷走期がくるけど、迷走するだけしよう。
なんか久々に「辛いのがきもちよい」。
ほんとMっ気がないと芸術はできないなーと思うのでした。


明日はパン教室です